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年金

執筆者の写真: Hisahito TeradaHisahito Terada

月刊アンダーワールド「日本の年金169兆円を狙うゴールドマンサックスの暗躍」を見て要約しつつ、思い浮かんだことを書いています。



 日本の年金は海外に流れている。以前から大手投資銀行であるゴールドマンサックスは、日本の年金を金儲けのための投資商品として目を付けていた。そして日本の年金を管理するGPIFに関係者を送り込み、日本人の年金となるはずだったお金を横取りしていく綿密な計画を仕組んだ。

 2005年の小泉の郵政民営化を、竹中平蔵を送り込んで指示したのも、ゴールドマンサックスの副社長であったロバート・ゼーリックである。当時の日本国民の郵便貯金340兆円はアメリカの銀行によって無断で利用されたのである。さらにゴールドマンサックスは600兆円ある日本の農協の民営化を推進し、日本の資産を何度もしつこく狙ってきた。そして年金制度に目をつけたのである。

 日本人の厚生年金・国民年金はGPIF(年金積立管理運用独立行政法人)が管理運営している。その額は実は世界最大級で169兆円に及ぶ。ところがGPIFはその莫大な資金の運用を金融機関に委託しており、そこに海外大手投資銀行であるゴールドマンサックスが入り込んだのだ。そして彼らの金儲けのためだけに有利な制度が次々と出来上がっていった。

 例えば2014年には、それまでは安全な国内債券での運用が6割を占めていたのが、突然半分をリスクの高い株運用に変更するという制度になった。つまりゴールドマンサックスが日本人の年金を使って、勝手に株式投資ができるようになったのだ。その結果2019年には8兆円規模の損失を出した。ぶん取られた年金が彼らの博打ゲームで水の泡となったのだ。ぼくたちは一人あたり10万円をゴールドマンサックスに奪われた。しかしゴールドマンサックスは今だに手数料だけで1年に1億円ものお金を、日本人から徴収して自動的に儲けている。彼らは日本の資産を傷つけながら、その責任を一切取ることなく金儲けをしているのだ。

 2020年、日本人のほとんどがオリンピックとコロナ詐欺でドタバタさせられているうちに、ゴールドマンサックスで(多分売国的な汚れ仕事を)30年以上してきた植田栄治という者がGPIFの最高責任者に就任した。表竹中・裏植田で覚えたら良さそうだ。「日本の年金制度を壊し続けているのはゴールドマンサックス」で決定。じゃあどうするよというのがお題だ。

 ぼくの年収は50万円くらいだ(コロナ詐欺の影響が無くても80万円にも届かない)。ぼくの障害は身体的な生命の危機には該当しないので、何の手当の対象でもない。実入りが少なすぎるので年金は全額免除になっている。といっても「10年以内に追納しないと受取額が減る」というご丁寧な脅し付きだ。しかし海外投資銀行が牛耳っているんだったら10年以内に計画的に崩壊させ「ワクチン奴隷ポイント制ベーシック・インカム」に移行させる可能性もあるから、ぼくたちは本気で国家をアテにも相手にもしない、経済の別様の可能性を探ったほうがいいように思う。

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