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九州の千夜千冊

  • 執筆者の写真: Hisahito Terada
    Hisahito Terada
  • 3 日前
  • 読了時間: 7分

更新日:2 日前



 AIの開発のためにイラストを買おうとする人間が近づいてきたので、そういう依頼は最初から断ることを明確にした。イラスト生成AI開発側は、勝手に使用するのは著作権法に違反するから、貧乏なイラストレーターに金を出して、開発用のイラスト買うことにしたらしい。しかし実際のところ、他のイラストレーターさんも、有料でも断るという人がほとんどだという。そりゃそうだ。ぼくらはAIに食わせるために絵を描いているわけではない。絵というメディアを通じて、それぞれのメッセージを他者に伝えるため、人に癒しや喜びや、様々な感情を味わってもらうために描いているのである。そのために何年もかけて積み上げてきたメソッドを奪われてはたまったものではないと感じる人がほとんどだろう。


 ぼくの姉ちゃんなんかは、ジブリ風の絵を描くAIができたことで、ジブリの映画は好きなのに、やたら出てくるジブリ風イラスト広告を「うざい」と感じるようになったらしい。数々の映画作品のために、恐るべき枚数のセル画を、満身創痍で手描きしてきたジブリのアニメーターさんたちに対する、これほどの侮辱が、人権侵害があるだろうか。

 今の生成AIは新たな価値をつくり出すどころか、大量生産を助長し、コンテンツを陳腐化させ、クリエーターから搾取ばかりしているように思われる。


 資本論の基本を学ぶと分かるのは、AI開発を加速させたいのは、資本家が労働者に対して「お前たちの代わりなどいくらでもいる」と言うためだ。生産性向上やコストカットのためには、人件費を節約するのが一番手っ取り早い。AIには感情も無ければ病気にもならない。ストライキしたり、自由を求め芸術によって権力に抗うことも無い。だから支配者は人間を育てず、AIに投資するのだ。


 まだ世界はディストピアへ向かう流れが続いている。最近小泉進次郎が農政大臣に就任し、日本の農業を潰そうとする動向があからさまになった。米不足を農協(JA)の責任にして、農協を解体し、農林中金を外資に売却したいというのが目的だろうと、すぐさまみんなにバレた。その次は日本医師会を解体し、国民皆保険終了したいというのが彼らの本音だろう。

 そうなるとぼくらの食料は配給制になり、ゲノム編集プラスチック下水汚泥ワクチン米を食わされることになるかもしれない。また、日本に本部を移したいらしいWHOに、グラフェンワクチン強制接種させられ、567G電磁波によって殺されることになるかもしれない。電磁波と、救急車の音が鳴りやまないことが日常になってしまったことは無関係ではない。


 どうも軍産複合体は、ワクチンと電磁波を結び付けられると困るようだ。だから生物兵器や他の毒物が原因であるという認識に持っていきたいのだろう。新世界秩序やらムーンショット計画やら超監視社会の完成のために、567G電磁波や指向性兵器は使い続けたいのだろう。


 ところで選挙直前の7月5日に”天変地異”があるという噂がある。ぼくはさとうみつろうさんや、TOLAND VLOGさんのYouTubeを見るまで、そんな噂があるということすら知らなかったが、物理学者の保江邦夫さんによると、その”天変地異”は、本当はバイデン政権と習近平が、台湾沖に衛星を落として(隕石落下ということにして)その混乱に乗じて台湾有事を起こすという計画だったそうだ。


 トランプ政権になったので中止されたとか、いやトランプ政権になったが、中国共産党が何かするかもしれないとか言われている。

 たしかに日本を終わらせようとするなら、そうした輩は3・11と同じように人工地震によって津波を起こし、事故に見せかけて日本全国の海岸にある原発を爆破したり、インフラを破壊して緊急事態の名のもとに、自公維新の独裁状態に持ち込むというシナリオを書いていそうだ。またその際に中国が国防動員法を適用すれば、現在日本に押し寄せてきている中国移民や観光客によって日本人が虐殺される事態もありうる。

 台湾有事は無いと思う。それより超限戦のほうが、すでに現実に起きている。

日本人の年金で中国が土地や資源や文化遺産が買い叩いているだけでなく、日本人が国内で殺されても不起訴になったり、北海道に用途不明の無許可の巨大倉庫が建てられたりしている。


 今年の選挙では、ぜひとも自民公明維新立憲以下売国政党を終わらせなくてはならない。


 日本保守党という政党が2つある。先に作られたのは、石濱哲信氏が興した日本保守党なのだが、石濱さんが言っていることがあまりにも真っ当で、広まると多くの日本人が目を覚ましてしまうので、検索しても石濱さんの日本保守党がすぐに出て来ないように、百田直樹らが媚中売国奴にそそのかされて、同じ名前の政党を作って商標登録したようだ。要するに名をパクったのだ。なんて汚い奴らだと、みなさん反吐が出ているらしい。ぼくもこんな連中は自公維新立憲ともども滅ぶがいいと思う。それ以外の政党も、どこも党首が胡散臭い。ただ党員のなかには真面目な人もいるように見受けられる。いづれにしても人物をよく見極める必要がありそうだ。

 

 今年は苺が親蔓のままだったが、短い杖を立てて10㎝くらいの高さに麻ひもをかけて蔓を掛けていたので、かなりたくさん採れた。畑近くのゴミについては、現在市役所の環境課の方に相談中である。


 最近ぼくはよく夢を見るようになった。こないだは多読アレゴリアTVのタケダさんとイチクラさんがクイズ番組の司会者になっていて、「イシスにこにこ問題」なるものを出題していた。多読アレゴリアのことは、エディストの宣伝や14離会議の仲間の話からちらほら聞いていて、どこのクラブも創意工夫にあふれていておもしろそうだと感じてはいるものの、今のぼくはいわゆる売れないマンガ家というやつで、決まった収入の無い状態なので、とても参加できそうにない。色々なことが同時に起きているため、全部は追えない。何にどの程度関わるか決めないといけない。


 別の日は何故かちろろ師範代と一緒にセイゴオ先生に会いに行く夢を見た。先生が明治時代風のシックな建物に居て、14離の仕立て屋のTさんが扱うようなカッコイイスーツを着ていた。ぼくもちろろ師範代もそれなりのオシャレをしてて、先生がちょっと見せてというので、ぼくらがファッションショーのランウェイ風に歩いたら、「違う違う、そういうことじゃなくてこっちに来て」と言われ、ちろろ師範代が緊張しながら先生の傍に行くと、先生が優しいまなざしでふむふむと様子を見ているところでぼくの目は覚めてしまった。こうした夢にはどんな意味があるのだろうと色々と考えさせられた。


 「九州の千夜千冊」プロジェクトは、チーム会議をしながら選書を進めている最中である。ぼくらは「幕末三舟伝チーム」に属し、頭山満をキーパーソンに本を探している。


 ぼくはこのプロジェクトに参加するまで、九州の歴史というものをほとんど知らなかった。頭山満や玄洋社の名前は知っていたけれど、千夜千冊をつらつら読んでいただけで、明治維新の頃九州で何が起きていたかも、教科書程度しか知らなかったと言っていい。だから頭山さんの本をいくつか読んで、昔の日本人の人間的な大きさに圧倒されてしまった。幕末の人々の生き様の中に、日本人が失った道義や志があることをまざまざと実感させられた。この人たちの感覚や流儀を擬いてみたくてたまらなくなった。 

 これは腰を入れてさっさと本気にならねば、とてもドスの効いた弾を届けられない。先生に届けるつもりでという気持ちも大切だが、ぼくは同時に、もしセイゴオ先生がこのプロジェクトに参加していて、ぼくらのチームだったら、どのような本を選ぶかという視点も必要だと感じている。きっと、ちろろ師範代のことも、このナカノさんの一世一代の大仕事も、先生は見守ってくださっているに違いない。


 幕末の志士らも見たか雨後の虹

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