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常世論

執筆者の写真: Hisahito TeradaHisahito Terada


千夜千冊1322夜、谷川健一さんの『常世論』を読んで思い浮かんだことを書いています。

 

 

 この本が出版されたのはかなり昔なのだが、偶然にもこの千夜が書かれた2009年は、松丸本舗が開店する一方で、「新型インフルエンザA(H1N1)が出た」として、6月にWHOがパンデミックを宣言した。千夜千冊エディション『面影日本』が出たのは2018年なので、まさか2020年、再びWHOがパンデミック宣言をすることを、先生が予想していたとまでは思わない。しかし今夜のお話の、とくに多氏一族にとって神だった「ちいさこべ」が、大和朝廷からのしわ寄せによって「常世の虫」へと貶められたことは、目に見えない神秘的なものが馬鹿にされたり、土や泥んこがバイ菌だとか言われて悪者にされる、昨今の殺菌至上主義と、重なる部分があるように感じる。

 

 日本以外の国ではとっくに、グローバリストによるプランデミックと呼ばれる人口削減が明らかになって、製薬会社に対する訴訟も進んでいるというのに、日本人だけが、戦争中のウクライナを越える45万人以上の超過死亡が出ているにも関わらず、大量死を誤魔化され、いまだにワクチンによる殺人を、コロナウィルスや単なる他の生活習慣病が原因だと信じていることにぼくは驚く。


 紹介するのは二度目だが、とにかく一度でいいから最後まで、この『突然死』というドキュメンタリー映画観て、他のリンク先も見てみてほしい。

 

 母の職場の人たちも、希望して今度インフルエンザの予防接種を受けるという。どの国のどのメーカーのワクチンだろうと予防接種だろうと、今度はさらに致死率が(ルーレットで猛毒に当たる確率が)高いらしいよと間接的に伝えたけど、みんな打つから打つというのだ。本当に何といったらいいか分からない。

 

 日本には「新型コロナウィルスが存在している」と信じている人と「新型コロナウィルスは存在しない、政府やマスコミの嘘だ」と考える人がいる。最近では、そもそも「ウィルス自体が存在しない」という科学者もいる。ぼくはウィルスとは「ちいさこべ」と同じように目に見えないものを理解するためのモデルだと考えているが、WHOなどの医療マフィアはそのモデルを利用し、人々を洗脳している。ワクチンや薬を売るために、戦争屋と同じように、ウィルスという悪のモデル(悪の枢軸)を創作したのだと考えるといい。

 今日本には「ウィルスが存在していると思うが、ワクチンは打たない」という人もいる。ぼくは先生がどのように考えていたかは分からないけれど、先生は自然な免疫の力を、「常世の神」を信じていたのではなかろうか。

 

 ワクチンによる体調不良を、コロナウィルスに感染した後遺症だと考えている人もいるようだ。ぼくはワクチンを打った人の症状はワクチンによるものだと思うが、未接種の人も含めた日本人の多くが感じている体調不良は、ケムトレイル電磁波、気象操作などの環境要因や、水や食品添加物や遺伝子組み換え、ゲノム編集食品、農薬や化学肥料など身体に入って来る他の化学物質の影響が大きいと考える。

 

 現在ワクチンに反対する人々の大多数は、レプリコンワクチンというものを警戒している。自己増殖型のmRNAウィルスが入っているとされる、レプリコンワクチンが定期接種となったので、ワクチン接種者の咳やくしゃみなどのシュッディングによって、未接種者にもウィルスが感染するのではないかと恐れているらしい。

 

 ぼくはそのようになるとは思わないし、これは引っかけのような気がしている。

 なぜかと言うと、2300本のバイアルの成分を直に調べた、インド系アメリカ人科学者、プールニマ・ワグ博士の調査結果をもとに考えているからだ。

 ワグ博士によると、ワクチンに入っているのは、還元型酸化グラフェン(rGO)と合成資質ナノ粒子(LNP)、膨大な量の重金属(ジャンク)のみであるという。メーカーや製品によって癌細胞や色々な毒物が入っている場合もあるようだが、ぼくはワクチンは有毒化学物質でできた兵器であり、ウィルス兵器ではないと思う。

 

 だとしたら人々が「自己増殖型のmRNAウィルス」だと思っているのは、さらに電磁波の影響を受けやすくなるように設計された「グラフェンベースハイドロジェルGBH」のことではないだろうか。

 還元型酸化グラフェン(rGO)は電磁波(5G/4G)を受けると、筋肉を急激に励起させる(引攣らせる)ことが分かっている。ぼくの離の仲間はあの日、接種したワクチンの中に入っていた還元型酸化グラフェンが、Wi-Fiの電磁波に反応したことで、大動脈解離を起こし亡くなったのだと思う。

 

 ぼくは破の学衆時代から、ずっと伝え続けてきた。伝え続けてきたが、伝わらずに多くの人が亡くなった。病気になった。障害になった。先生には、ヤマザキマリさんとの最後のラジオ収録の頃には、すでに伝わっていたのではないかとぼくは思う。

 ぼくはワクチンで亡くなったり、病気になったりした人たちの死や病気が、彼らの自己責任だとは思わない。騙された人より騙した人間のほうが悪いに決まっている。

 でもまだ本当にパンデミックを信じている人たちは、新型コロナウィルスが存在するという前提をもとにした論理によって、知らず知らずのうちに誰かにワクチン接種をさせてしまうかもしれない。そうした人たちに対して、何をどう言ったらいいのだろうか。どうしたら虐殺を止めることが出来るだろうか。

 

 とにかく、もうワクチンを打ってはいけない。政府や官僚や医療マフィアや、御用学者や製薬会社は決して責任を負わない。むしろぼくらを積極的に殺そうとしている。日本人を根絶やしにしようとしている。だから日本を守りたいと思ったら、どんなに白い目で見られようと、無視されようと、一人でも多くの人に気づいてもらうため、生き延びてもらうために、諦めずに伝え続けるしかない。

 

 今夜のお話は、各地に残っている「常世」についての伝承をもとに、セイゴオ先生が日本人とは何か、日本人の意識や行動の根底にある、世界観や宇宙観を問おうとされている。 

 ぼくは先生のお話を聞いて、土地ごとに多様に言い換えることができる日本人の宇宙観に、編集的自由を感じた。それぞれ違うし自立しているのだけれど、どこか似ていたりつながっているおもしろさがあると思った。

 そうだ。これからは寂しいと感じた時は、先生が常世の人々と一緒に風になって、ぼくを不思議な偶然へと導き、つき動かしているのだと思うことにしよう。

 

 ぼくは今、編集学校の活動を続けながら、マンガを描きながらできる仕事が見つからず参っている。アニまるズのパズル師範代や変速師範代も、それぞれの仕事が忙しくて、編集学校の活動と両立するのがなかなか難しいのかもしれない。

 もし先生みたいに、カセギとツトメが合わさって、本当にこの国のためになるような仕事ができたらどんなにいいだろう。

 仕事が見つかったら、また地域編集やイシスために、描くために動き出したい。


 籠り居て鳶の声の眩し秋


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