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ALPS処理汚染水の排水中止を求めます

執筆者の写真: Hisahito TeradaHisahito Terada

 原発と原発汚染水について、思うことを書いています。  心ある多くの日本人は、今回の汚染水排出に反対しました。しかし政府や省庁、東電などの原発ムラの者たちは、そうした人々の意見や助言を無視して汚染水を排出しました。さらに国民の怒りと批判の矛先を、中国に向けることで責任逃れをしようと、ありとあらゆるプロパガンダを出しています。このプロパガンダに引っかかって、「たいしたことは無いのに中国が日本人を責める」などと言っていては、諸外国から国際法違反の無責任な罪人と見なされ、日本全体が処罰されることになります。せっかく先人たちが、アジアの人々、遠い国の人々のために、地道に尽くすことで築いてきた日本人への信頼が、政府の嘘と策略によって汚されようとしています。

 なのでぼくは、ぼくたちは一人の国民として、ひとりの日本人として、「日本政府は、ぼくたち国民の意見を無視し、海洋放出に踏み切りました。ぼくたち日本国民は、ALPS処理汚染水の排水中止を求めます。」と声をあげる必要があるのではないかと考えました。

 そのためには、まずぼくたち自身が、原発や原発汚染水排出の何がどう問題なのかを知る必要があると思います。ぼくにはたいした知識はありませんが、そうした人間にも伝わるよう工夫をしてくれている環境団体があるので、そちらの資料を引用したいと思っています。プロパガンダについては、ジャーナリストの烏賀陽弘道氏が、詳しい解説をしてくださっていたので、書き起こしつつ要約をしました。 ▼処理汚染水の問題について知る 声明:ALPS処理汚染水の海洋放出に抗議するー「関係者の理解」は得られていない https://foejapan.org/issue/20230822/14073/ 【Q&A】ALPS処理汚染水、押さえておきたい14のポイント https://foejapan.org/issue/20230801/13668/# ▼処理汚染水に関するプロパガンダについて知る 福島第一原発 ALPS水・海洋排水に関する「排水を正当化するプロパガンダ」について指摘する https://www.youtube.com/watch?v=Q4199GGE20U --------------

①国内問題を国際問題化した 4:45~  海は国際法上の公有財産。海洋投棄は国際政治において、敗戦以来の最悪の事態。 ②「海洋投棄以外の方法は無かった」というのは嘘 13:00~  原発事故処理は陸上のほうが小規模で処理できる。  ・汚染水を自然乾燥・蒸発させ高レベル廃棄物として永久保存  ・固形化処理。モルタル化。  日本政府と東電は、乾燥させる時間はあったのにしなかった。「放射線防護の原則」に反し、人類初の暴挙をしている。実は富岡町で固形化処理のプラントはすでに稼働しているのに、何故敢えて海洋投棄をするのか。監督機関である経済産業省が最初から上記2つの選択肢を外し、海洋投棄が唯一の選択肢であるかのように誘導した。 ③(④)「ALPS水」にトリチウム以外の放射性物質物質が、含まれていないかのような印象操作。23:00~  東京電力の公開資料から、汚染水からはトリチウムの他にも、セシウム、ストロンチウムなどが残存していることが分かっている。 ⑤世界中の原発から、フクシマ第一原発と同じような汚染水が排出されているかのような印象操作。25:40~(26:00~図解)  世界中のトリチウムを含んだ原発処理水とは、燃料棒に触れていない、熱交換器で熱だけ移した「温排水」。日本の原発でも世界中どこの原発でも、運転(核分裂反応)していると、一部H2OがH3Oになるため必ずトリチウムが発生する。  対して、フクシマ第一原発は、燃料棒が解けてメルトダウンし「デブリ」になって底に溜まっている。デブリには、ウランやプルトニウム、鉄などが混ざっていて総量は700~800トン。溶けた燃料棒=デブリ=核物質に直接触れた、海外の処理水とは全く別の、高濃度の放射能汚染水を人類史上初めて海洋放出するという愚挙。 ⑥「ALPS水は、日本政府の基準を守っているから海に捨てても安全」という嘘。37:40~  日本政府の基準というのは「人間が飲んでも大丈夫」という無責任なもの。その瞬間だけ「人間が体内に摂取しても害が無い」からと言って「環境中に放出しても害が無い」というのはイコールではない。 ⑦ALPS水の海洋放出の基準には、環境への長期的影響は考慮されていない。43:20~  そもそも放出の基準に入っていない。海の中で食物連鎖によって、生物濃縮が起こることによって、魚介類を食べる人間が、より高濃度の核汚染物質を摂取することとなる。日本政府は「予防原則」に逆行して、海洋放出をした。 ⑧「海洋放出すれば汚染水問題は解決する」という嘘。50:19~  東電の敷地に溜まっているタンクは全体の33%に過ぎない。3分の2の汚染水は、日本政府の基準すら満たせていないほど汚染されている。3分の1が排出される予定。 ⑨「汚染水タンクを置く場所がもうないから仕方ない」という嘘。51:56~  東京電力が言っているのは、フクシマ第一原発構内(3.5平方キロメートル)だけの話。中間貯蔵施設の広大な空き地を利用すれば、自然蒸発や固形化処理などが可能だったのではないか。経済産業省と環境省の話し合いや、手続きが面倒だったから海に流し環境を汚染するという倒錯。 ⑩「福島の復興のために欠かせないプロセス」という嘘。58:24~  ALPS水の海洋放出しても、フクシマ第一原発構内にほんのわずかな空き地ができるだけ。その外側にある原発事故被災地の「復興」には関係がない。 ⑪「廃炉のために欠かせないプロセス」という嘘。1:01:12~  ALPS水の海洋放出しても、廃炉は1ミリも進まないし早まらない。ALPS水の海洋放出と廃炉は全く別の作業であり関係ない。 ⑫「ALPS水を批判する人間は風評被害を広めている」という嘘。1:04:00~  フクシマ第一原発から10キロ内では、人口の92%が消えた。農産物が買われなくなったのではなく、農家が減った。これは実害である。ALPS処理水は新たな「実害」を起こしている。

--------------  こんな汚染水を誰が太平洋に撒きたいでしょうか。撒くことで儲ける人間がいるのしょう。ぼくは⑥の地球温暖化(気候変動)に関しては、気象兵器の存在と影響を無視していては、やられっぱなしになるだけだと考えています。熱波や気温上昇に関しては、排出量うんぬんよりも、むしろメガソーラーや巨大風力発電設置のための、山間部の大量の森林伐採および土中環境悪化の方が問題です。

 また⑨については、経産省は汚染された太平洋沖に大量の洋上水力発電を作ろうと画策しているのだと考えます。海を殺し、人を殺し、生き残った奴隷をスマートシティで狡猾に管理するためです。  だから日本政府は、ぼくたち国民の意見を無視し、海洋放出に踏み切りました。 マウイ島の人々を焼き殺したように、今度はワクチンや放射能汚染による内部被爆や食料危機(飢餓)によって日本人を殺し、故郷を奪って、自分たちが開発で巨額の利益を得るためです。

 ぼくたちは、日本を滅ぼそうとしているCIA・統一教会傘下の自民党や、カジノやスマートシティを推進する維新の会、コロナワクチンで多くの信者を殺した創価学会の公明党、ワクチン反対を売りにして原発を推進する参政党、与党と闘うふりをしているだけの、国民民主党以下野党を支持した覚えなどありません。選挙は操作されており、日本国民は原発と人工地震と気象兵器を握っている在日米軍に脅されています。

 壊して作って壊して作って壊して作って壊して作って壊して作って…地球は傲慢な人間たちによる創造と破壊のせいで瀕死状態です。未来のため?安全のため?豊かさのため?欺瞞にはもう飽き飽きしています。さらなる破壊を起こすエネルギーなど要りません。ぼくは底なしの欲望を満たすための虚栄的な贅沢など要りません。ただ、ぼくらの海を返せと念い続けています。

 病む父の深き眠りの中泳ぎ潮のむ子どもあの夏のぼく

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