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千夜千冊1819夜、ジュディス・バトラーさんの『ジェンダー・トラブル フェミニズムとアイデンティティの擾乱』を読んで思い浮かんだことを書いています。 https://1000ya.isis.ne.jp/1819.html イシス編集学校の式典、「第81回感門の盟」の感想を書こうと思ったのに、先週から風邪が長引き全くグズグズだった。感門団のチャットチームのリーダーも引いていたから、ぼくの周囲だけではなく全国的に流行っていると考えられる。連日ケムトレイルが酷いので、マスク解除のタイミングでここぞとばかりに風邪の素となるような毒物を撒いているのではないかと疑っている。桜を散らして花見をさせないようにしようとしているのではないかと考える人もいるようだ。ぼく自身は現代の花見のブルーシートとどんちゃん騒ぎやゴミの多さに辟易しているので精神的なダメージは少ない。 …というワケで、というワケでもないのだけれど、今夜のお話の著者は、セイゴオ先生自身が”代返がなかなか効かない相手”と言っているのだから、ぼくごときがさらに千夜千冊代返しようと思っても、なんというか、この著者の主張そのものに対し何かを言いたいと思わないというのが正直な所だ(熱でアタマが働かないせいかもしれない)。 ただ日本の同性愛やフェミニズムについては、遅れている上に、むしろ見当違いな策を出すことで炎上を煽っているのではないかと考えられる。つまり日本においてジェンダー・トラブルは、より深刻な、日本人そして人類の生存に関わる別の問題から目を逸らすための”3Sネタ”の一つとして利用されているというのがぼくの感想だ。別の問題というのはもちろんワクチンによる超過死亡、マイナンバーによる管理社会化、人為的に起こされる食料危機、「持続可能な開発」や「復興」という言葉でその被害が誤魔化されている生態系の破壊などだ。 LGBTQの当事者のほとんどは実際には大人しく、社会に迷惑をかけないようにしようと努めているが、一部の思慮の無い行為がLGBTQ=変態というイメージを広めているのかもしれないと思われる。しかし同時にその思慮の無い行為(パフォーマンス)をした者に責任が無いとは言い難い。 先生も昨年末のラジオで「今誰も責任を取らない」と言っていたものだが、果たして「人が責任を取る」とはどういう行為によって示されるものなのだろうか。感門之盟での、49破の突破式の際、登壇された学匠のお話をzoom越しに聴いて、ぼくははじめて「ああ責任を取る、何かを背負い引き受けるとはこういうことだ」と了解できた気がしている。もっとも原田学匠はアイデンティティのために胸を張ったのではない。ある師範代、ひとつの教室の学衆さん達のために、同時に49破という期、編集学校そのものが抱えた負や創も引き受けてそこに投企したのだ。
ネット界隈では一部で「陰謀左派はLGBTQを進めることで人口を削減したり、伝統を壊そうとしている」ということになっている。陰謀左派というのはバイデン政権のアメリカ民主党、ディープステートと言われている連中のことであり、広く見ればぼくの嫌いな軍産複合体なのだが、ビル・ゲイツがアフリカ人とゲイをまとめてエイズワクチンで撲滅しようとしたように、権力者はLGBTQの一般人を守る気など無い。LGBTQが増えれば人口削減につながると気づいたので戦略的に利用しているに過ぎないのだろう。 +で斬り込まなくてはならないのは、そういった人口削減をしている軍産複合体が一方で人身売買に加担していることである。最近ようやくジャニーズ事務所が海外からすっぱ抜かれたが、長年にわたり小児性愛者の億万長者やハリウッドセレブは、グローバルな人身売買組織を通じて児童を買い、性的虐待をしてアドレノクロムという物質を採取し殺害してきた。アドレノクロムというのは極限状態に陥ることによって分泌される物質で、生きている被害者の眼下から太い針を刺して採取する。トーク番組でサンドラ・ブロックが若返りの効果があるのだとペラペラ喋ってしまったり、トム・ハンクスの息子がSNSでペドフィリアの実態を暴露してしまったのはアドレノクロムにハイになる麻薬的な作用があるからだろう。ペド組織は日本の政治家や大手企業やマスコミとも関係しており、これらの関係性を、子どもの命や人権を守るために糾弾しようとした芸能人や議員は殺されてしまった。 こんな腐れカルト集団の作るデジタル庁やこども家庭庁に集められた個人情報が、政治批判をする人々を殺すため、ペド組織による人身売買のために「活用される」ことを想定するのはそれほど難しいことではない。
この悪魔崇拝的ディープステートを、トランプが愛国派米軍を使って掃討するため闘っているというのがトランプ支持者の主張である。ぼくは同じ米軍内にも派閥があるらしいので、ここでの米軍とは在日米軍とは別だろうと考えている。一方トランプとプーチンを支持しているというイーロン・マスク(ワクチン動画9分ごろに登場)が世界を救ってくれるとは思わない方がよいことだけは確かな気がしている。 随分話が逸れてしまったが、ネット界隈ではこの金持ち犯罪者の小児への性的虐待および虐殺への怒りが飛び火し、日本では衆道などの歴史的背景も相まって、特に「(現代においても)ゲイは(全員が)小児性愛者」という偏見になっているのではないだろうか。 さて「ジェンダーとセックスは何を奪われた」のだろうか。ぼくもバトラーと同じくフーコーの「正常/異常なるアイデンティティ」という考え方が近代以降に発生したがために、異常を排除する論理から「同性愛者」というアイデンティティも誕生した…という考えになるほどと思う。 今思うとぼくの場合は、自分が引きこもりの頃はアイデンティティとパフォーマンスが、言い換えると「自分が何者か」と「自分はどうしたいか」がくっつきすぎていていてどちらも上手くいかなかったのだと思う。だから悩める人にはひとまず「自分が何者か」ということを放下してみることをオススメしたい。それが難しい場合は、アタマの中の整理にぜひ編集学校へ。
今夜はこの内容だけに俳句を詠む気にもなれない。またぼくは中国政府による少数民族の弾圧に反対し、中国人が日本の売国奴にそそのかされて、日本を(米から中へ)再植民地化しようとしていることから母国を守りたいのであって、中国人という人種や中国文化そのものが嫌いなわけでは無いので、孟浩然の『春暁』で〆ます。
春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少