
千夜千冊1837夜、G・ウォルド・ダニングトンさんの『科学の王者:ガウスの生涯』を読んで思い浮かんだことを書いています。
ジングル・ガウスがやってきた!
しかしぼくはガウス初心者である。「ガウス」って何かどこかで聞いたことあったなぁと思ったら、今夜のお話ではじめて磁力や磁場の強さを表す「磁束密度単位」のことをガウスというのだと分かったというくらい、ほとんど何も知らないと言っていい。けれども10000ガウス(G)が1テスラ(T)ということ、「本楼」の本棚劇場の向かって右側がガウス(磁力や磁場)で左側が老子の「上善、水の如し」(水)にまつわること、そしてピタゴラス(音)の近くにタレス(水)が住んでいたことは、世界の根幹において波動と水が大切な役割を担っていることを示唆しているように思える。
体調不良で参っているうちに、すっかり千夜千冊本編から後れを取ってしまった。ここ最近ぼくは耳鳴りになやまされている。どんどん酷くなって、色々と本なども読み調べてみたのだが、そうしているうち、今度は母が頭痛がしだすと言い出し、ぼくも頭に重い石をゴリゴリと押し付けられているように感じだした。これは一体何なのか。母の場合は脳梗塞か何かの前兆かもしれないと心配したが、一つの家で二人してこんなことになるというのには、何か家に原因がありそうだと感じた。
そういえば福岡県は2023年度末までに、九州電力送配電管内の全地域のスマートメーターの設置を全完了させようとしている。確認したら、我が家も少し前に何の説明もなく設置されていた。笑えることに、超高層ビルに住む上級国民用の、無害のメーターがあるようだ。奴隷用スマートメーターは30分に1回、自動で電力会社に電力使用状況に関するデータを送信するため、強力な電磁波を発生させる。つまりメーターを設置されることで、1日24時間中、48回も強い電磁波にさらされることになる。もう少し詳しい説明によると、スマートメーターや5Gの遠隔検針端末自体に害があるわけではなく、 家屋のブレーカーボックスに、(遠隔操作を可能にする)通信部分が接続されていることによって、家屋全体に張り巡らされた配線やコンセントに、電子レンジのように電磁波ブーストされ、生活している人の毛細血管や神経系に重大な障害を発生させるのだという。ちなみに5Gの「G」はガウスではなくGeneration(次世代)のことらしい。まったく有害で迷惑限りない次世代である。
これがさらに2025年には1分1回データを送信することでお年寄りの無事を確認するサービスになるという。どういう冗談なのか。これでは子供が親を見守ろうとして、実家を電子レンジ状態にして、親をチンして殺すようなものだ。これがマンホールに設置されると、学校へ行く子供たちをチンして殺すことになる。電力会社や通信大手が外資に乗っ取られると、このように国民を騙して殺していくシステムに脅かされることとなる。2025年に二酸化炭素排出量0を目指すとは、二酸化炭素排出する日本人を0にするということで、日本人を実質的に全滅させるということだろう。
母が後頭部の頭痛が激しいと訴えるので、さすがにぼくも心配になり、電力会社に問い合わせ、電磁波がでないようにしてもらえるよう依頼した。それまでは夜寝る前にブレーカーを落とすことにした。ちょうど寒い日が続くので大変だったが、ブレーカーを落としたり通信部分を外してもらったことで、母の頭痛はすっかり治ってしまった。ぼくの頭痛と耳鳴りは一連の事態に加え、セルタワーや高圧電線からの電磁波に反応しているらしく、まだ続いており、夜中の一定の時間に、サイレンを耳元で鳴らされているような感じがする。松果体のある中心部分がジンジンして眠ることができない。
母は今までは電磁波のことを気にしていなかったが、今回のことでだいぶ理解をして気を付けてくれるようになった。加えてぼくは「遠隔操作できる」というのがマウイ島火災の発火で使われたスマートメーターと同じ状況だと気が付いた。おそらく日本を滅亡させるときも同じ方式で
地震=人工地震
↓
火災=スマートメーター遠隔操作による発火+指向性兵器
↓
混乱の間に生き残った人間を襲撃
…という流れになっていくのだろう。電力会社の末端の人々は、そんなこととは知らずに、ただ目の前の日々食っていくために働いているようである。九州電力のコールセンターのオペレーターさんも機械を外しに来た作業員さんも、ぼくらが電磁波過敏症か何かなのだと思っているのか(まあそうなってしまったのかもしれない)、親切な対応をしてくれた。しかし仮にぼくら家族だけがかろうじて助かったとしても、彼ら自身も含めて他の人たちが何も気づかないまま死んでしまってはどうにもならない。トップの人々が方針転換してくれるのが手っ取り早いが、そうでないなら地道に電磁波の危険性に気づく人の輪を広げていく必要がある。
西洋の科学の中にも、デカルトに反して、しかもエピクロスの快楽主義を誤解せずに継承しているガッサンディ、ボスコヴィッチ、ガウスという流れがあることに驚いた(その先にテスラもいるということなのだろうか)。今の科学は一部の権力者だけが、ガウスらの作った「王者の科学」の技術的な成果のみを、自分たちの利益のために悪用している。一方で目に見えるものだけしか信じない世界解釈のみが、教育や社会システムとして上から押し付けているために、みんな、どう方向転換していったらいいのか分からず、不幸に陥っているように思われる。
鈴木健さんの『なめらかな社会とその敵』を途中まで読んだ。数学が苦手なぼくには難しい部分もあるが、今のところ提案自体には、社会を公平かつ多様にしていくことのできる可能性を感じる。問題はなぜPICSYや文人民主主義が普及せずに、センシティックテクノクラシーのみが大手を振るような社会が到来してしまったのかということではないだろうか。ぼくは現在の既得権益層がエピクロスの園の実現を嫌がっているためだと思う。彼らは社会が「公平かつ多様」であるより、今だけ金だけ自分だけの贅沢なり快楽なり幸福なり利便性なりが、奴隷たちの犠牲と奉仕によって持続可能な、特権的中央集権的支配がいいから、そのために戦争と人工的な災害攻撃と復興開発を繰り返している。しかし彼らの方向では地球は滅びることは、もはや誰の目にも明らかだ。
ここのところ全く庭に現れなかった小鳥たちが、スマートメーターの通信部分を外した途端、また遊びに来るようになったのは嬉しい。まだ毎日耳鳴りと頭痛が酷く辛いので、それだけが救いというか、ちょっとした幸せである。
清らかな白湯に梅干し聖夜かな